「ヨーグルトって腸活にいいの？」

お客様からよく聞かれるこの質問。

答えは、「人によって向き・不向きがあります！」

本記事では、腸と乳製品の相性の良し悪しを解説します。

ヨーグルトって菌が死んでる⁉︎

そもそもヨーグルトって自宅で手作りなら信用できるけれど、買ってきたヨーグルトは菌は生きてるの？

 1. 生きた菌？それとも死菌？

• ヨーグルトの菌には 生きて腸まで届くタイプと、
  加熱処理で死菌になっているタイプがあります。
• 「生きて腸まで届く」などの表記がある商品は、プロバイオティクスとして働きやすいとされます。
• ただし、仮に腸内に一時的に届いたとしても、永続的に定着するわけではありませんが、免疫や代謝の活性化には寄与します。

2. 日本人は乳糖不耐症が多い

アジア人、さらにアフリカ人の多くの人が乳糖不耐症。

• 日本人成人の約54～80％は、乳糖不耐症あるいは軽度の乳糖吸収不良であると研究で示されています。 
• そのため、少量のヨーグルトでもお腹がゆるくなる人がいるのが現実です。

 3. 乳製品と乳がんリスクの最新知見

欧米で乳がんが多いのは乳製品との関係が取り沙汰されていることもあって…

• 最近のメタ分析では低脂肪ヨーグルトなどの発酵乳製品の摂取が、乳がんリスクをむしろ低下させるケースが報告されています
• 一方、高脂肪乳を大量に摂るとリスク増加の可能性が指摘されており、摂取バランスの見極めが必要です 。

 4. ヨーグルトは“合えば腸に良い”、でも万人向けではない

同じ人種でも合う合わないがやっぱりある

• 生きた菌入りヨーグルトは腸活に有効で、腸内環境や腸管免疫などに働きかけます。
• ただし、体質や乳糖耐性次第で合わない人もいるため、無理なく続けられる方法が大切です。

 5. 植物性発酵食品という代替選択肢

ヨーグルトなどの動物性乳酸菌だけでなく、味噌・ぬか漬け・納豆・キムチなどの植物性発酵食品にも注目！

• 乳製品に合わない方には、納豆・味噌・ぬか漬け・キムチなどの植物性発酵食品もおすすめです。野菜や穀物を使って自然発酵させるため、とても多くの乳酸菌が含まれています。
• これらは乳酸菌や短鎖脂肪酸の生成をサポートし、特に日本人にとって体質的になじみやすい腸活食品です。⇨長年とり入れられてる食材は腸内細菌と相性が良い。
• 酵素やビタミン類も豊富で、日和見菌を“善玉菌寄り”に育てる餌としても◎
  

あなたの腸活スタイルを見つけよう

•  ヨーグルトは、生きた菌入りを選ぶことが重要
• 乳糖不耐症の人は、少量や植物性食品から試す選択を
• 毎日無理なく続けられる日常的なメニューで取り入れましょう

自分の体と相談しながら、腸も心も整える“あなたらしい腸活”を始めましょう。

腸を整えるとなぜよいのか？

腸がよろこぶ食べ物

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