家でできる花粉症対策!鍼灸防止で春を快適に過ごそう
春先になると、花粉による鼻づまりやくしゃみ目の痒みでお困りの方も多いはず。私もそうです。薬に頼らず体の自然な力で症状を和らげる方法として【鍼灸】が注目されています。今回は花粉症対策に効果が認められているツボとそのセルフケア方法をわかりやすくご紹介します。
花粉症に対する鍼灸のエビデンス
近年、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)を対象にした臨床試験では、鍼灸治療が鼻づまり、くしゃみ目のかゆみなどの症状を有意に改善することがわかっています。WHO(世界保健機構)においては1979年に鍼灸治療の適応疾患として43症例を発表しています。その中に鼻炎や結膜炎などもあります。
その後も様々な研究機関において、鍼治療の患者さんで鼻症状の改善が確認され、薬の使用量も減少したとの報告があります。このように鍼灸治療では花粉症に効くツボと全身調整の組み合わせにより免疫力や自然治癒力を上げ改善、緩和していく治療となります。
家でできるセルフツボ押しの方法
鍼灸治療のプロトコールに基づいた、花粉症対策に効果的な主な取穴をセルフケアとしてご紹介します。※ただし、初めは軽く押す感覚で無理のない範囲で行ってください。
1、迎香(げいこう)
・位置:鼻の両側、移行の外側に位置する。凹み部分。
・押し方:人差し指で軽く縁を描くようにマッサージ。各側面を1 、2分程。朝と夜の2回。ほうれい線にも良し!
眉と眉の間の印堂も花粉症に良い

花粉症に良いツボ
目頭のところの晴明も良いよ
2、風池(ふうち)
・位置:後頭部の外側、首の付け根近くの凹み部分。
・押し方:親指で優しく押し込みながら少し回すように刺激を与えます。各側面を1、2分程。目の疲れや肩こりにも有効なので疲れた時にもおしましょう。

肩こりや眼精疲労、風邪症状や自律神経に良いツボ
3、合谷(ごうこく)
・位置:手の甲親指と人差し指の骨が交わる部分。
・押し方:反対の手親指でしっかりと圧をかけながら押し軽く揉むように。各側面を1、 2分程。やりやすい場所で肩こり目の疲れにも有効なので気づいたら押しましょう。

痛み緩和、自律神経調整、睡眠改善、肩こりや眼精疲労に良し
4、足三里(あしさんり)
・位置:膝の下外側にある凹み部分。
・押し方:中指または人差し指で一定の圧力をかけながらマッサージ。左右各1、 2分程。疲労や胃の調子が悪い時にも有効です。

疲労回復、免疫アップ、鼻詰まり、冷え改善、胃腸調整に良し
※セルフケアは、あくまで日常の補助的な対策です。しっかりとした効果を実感するためには、専門家による鍼灸治療との併用が望ましいです。
花粉症対策、鍼灸治療のご案内
上記のセルフケアで、花粉症の症状緩和も実感していただいた方も、さらに根本的な改善を目指すなら、当サロンの鍼灸治療がお勧めです。当サロンでは以下の特徴で施術を行っております。
- 鍼の痛みはあるの?
1番質問が多いところですけれども、当サロンの使用していく鍼は細く、刺入するときにチクッとする位でほとんど痛みは感じません。
- 自律神経を整える全身治療をしていきます。
個人個人の体調で使うツボなどは変わってきます。全身を整えることにより血流を促し免疫力を高めます。免疫力の低下は疲労、筋肉の緊張、食生活の乱れ、睡眠不足によって現れます。まずは人間の持っている自然治癒力を引き出すためにも血流を促し免疫力を高めることが大切になります。 - 免疫力が下がる原因の1つに体の冷えもあります。
お灸を併用することで内臓の働きを上げ、身体の冷え改善も促していきます。 - 鍼灸だけでなく次の予約までのアプローチ
テープ鍼や耳鍼を用いて治療後3日ほどはアフターフォローでの体調管理もしていきますよ。
プチソメイユは、40代からの美と健康をサポートするエステサロンです!
当サロンは 名古屋市・久屋大通駅から徒歩3分 の好立地。40代からのお肌の悩みや不調改善に繋がるアロマ、エステや鍼灸、ホットストーンをはじめとするトリートメントをご提供しています。
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